オーストラリアといえば、どんな場所を思い浮かべますか?
世界の中心で愛を叫ぶでひときわ有名になったエアーズロックや、グレートバリアリーフのサンゴ礁、コアラやカンガルーのいる広い草原や森…など、有名な観光スポットをたくさん持っているオーストラリア。
では、あなたが実際に生活するとしたらどこの土地で生活したいですか?
- シドニー
- メルボルン
- パース
- ケアンズ
- タスマニア
どこの都市も魅力が異なり、暮らす人を惹きつけます。
今回は、初めてワーホリに行く方に向けて、
- どのように降り立つ都市を選んだら良いのか
- ワーホリ中にオーストラリア全土を1周旅行した私がおすすめするオーストラリアの都市
をご紹介いたします。
ワーホリの都市の選び方
あなたが始めてワーキングホリデーに行くとしたら、最初に降り立つ土地はどこにしようか迷ってしますよね。
日本とは言葉も生活習慣も気候も何もかもが異なる海外。
恐らく、特に海外生活が始めての人にとっては、最初の生活拠点として選んだ都市は、あなたにとてつもなく大きな影響を与えることになるでしょう。
では、どうやってワーホリの都市選びをするといいのかというと、
自分が魅力を感じる都市に行くこと!
当たり前のようであり、一番大事なことです。
あなたは、今このようにインターネットや本から情報を集めたり、行ったことのある友人から話を聞いたりして、様々なオススメ情報を見聞きするかと思います。
- 〇〇は楽しかったからオススメ!
- 英語が話せない人は△△に行こう!
- ◇◇には絶対に行くべき!
といったように、人それぞれ『良い』という場所は違います。
それは、経験した人と都市の相性や、その土地で出会った人たちの影響が大きいからです。
日本であっても、大都市東京が好きな人もいれば、大阪の賑やかさが好きな人、長野の山の中で自然と共に生活したい人、沖縄のきれいな海とゆったりした時間の流れで生活したい人といったように、人それぞれ居心地の良さを感じる場所は異なりますよね。
それは、ワーホリにおいても同じ。
どの土地に魅力を感じ、その時のあなたにどんな影響を与えてくれるかは、実際に生活してみないとわからないというのが本当のところ。
自分にはこの都市が合っているかもと思って選んだとしても、行ってみたらしっくりこなくて、友達に誘われてなんとなく移動した都市が実は一番良かった、なんてことはよくある話。
ワーホリの良いところは、
ビザ期間内であれば自由に都市や住居を移動できること。
行ってみて、他の都市に魅力を感じるようだったら移動すればいい。
自分の『好き』を探しにいくつも都市移動するのもいいですよね。
実際に、ほとんどのワーホリの人たちが2つ以上は場所を移動していますよ。
都市選びの例
といいつつ、他の人たちがどのようにオーストラリアの都市を選び、過ごしているのかっていうのは気になりますよね。
今回は参考までに、2人の例を挙げてみますね。
まず一つ目は、私の場合。
- パース:語学学校(2か月間)
- 旅行(西海岸→ダーウィン)(1カ月間)
- ケアンズ:バイト+スキューバダイビングボランティア(2か月間)
- 旅行(エアーズロック→東海岸→タスマニア→パース)(3カ月間)
2つの都市をメインに2か月ずつ滞在して現地生活を楽しみ、あとはゆっくり旅行をしてました。
私のワーホリの目的は
- オーストラリアを一周旅行する
- グレートバリアリーフでスキューバダイビングをする。
- 現地で働く
- 英語でコミュニケーションをとれるようになる。
であり、8カ月で日本に帰ると決めていたので、限られた期間の中ですべての目的を果たすために大まかな都市移動のスケジュールは決めていました。
最初に降り立つ都市としてなぜパースを選んだかというと、日本人が少ない・街並みがキレイという情報に魅力を感じたから。
二つ目の長期滞在都市にケアンズを選んだ理由は、当時スキューバダイビングにはまっていたので夢の一つだったグレートバリアリーフで潜れる生活を求めたから。
長期間同じ場所で生活していると、シェアハウスやバイト、学校を通じて友人が増え、その後も付き合いが続く仲に深まってよかったなぁと感じています。
同じ国でも都市が違うだけで街並みや人の雰囲気ががらっと変わってきます。
日本で言うと、東京と大阪と沖縄みたいな感じ。
次に、セカンドビザを取る予定でいた私の友人Aの場合は…
- シドニー:語学学校(3か月間)→ジャパレスバイト(3カ月間)
- ウーフー(2カ月間)
- パース:バイト(3カ月間)
- 観光メインで旅行(1カ月間)
初めに学校で英語力をアップさせてから、セカンドビザのためにウーフーで必要な期間を働き、次はまた別の都市に生活の拠点を移動した後、友人と旅行に出るという流れでした。
彼女の場合、英語力を上げることと、現地で働いて経験を積むことを大まかな目的にワーホリに来たようでした。
手っ取り早くセカンドビザ申請の要件を満たすためにウーフーをし、その後移動したパースで現地在住の男性と出会った彼女は、彼とルームシェアしながら恋愛もかなり楽しみ、英語力もぐんと向上させておりました。
そんなパターンもありなのですよね。
ふふふ
オーストラリアのオススメの都市は?
自分が魅力を感じた場所に行くのがいい!
といいつつ、8カ月間かけてAUSを一周してみた私が、もう一度ワーホリをやり直せるとしたらどこに行きたいかという視点でみなさんにオススメしたいのは以下の3つの都市・地域です。
私がもう一度AUSにワーホリに行くとしたら…
- パース(Perth)
- ケアンズ(Cairns)
- タスマニア(Tasmania)
それぞれの都市の魅力やどんな人にオススメなのか具体的に紹介していきますね。
パース(Perth)
まず一つ目は、『世界で一番美しく住みやすい街』と言われているパース。
パースの魅力はありすぎてうまく説明できないのですが、まとめてみると
- ほどよくコンパクトにまとまったお洒落なCity
- 周辺の自然環境の豊かさ。
この2つ!
街並みがヨーロッパの様で町全体がとりあえず雰囲気が良い!
のんびり歩いているだけで、自分がオシャレ人になった気分になります。笑
一時期、公共の広場に大きなビーズクッションがいくつも置かれていた時もあって、街の人たちがクッションに埋もれながら大切な人たちや一人でそれぞれが穏やかな時間を過ごしていました。
それを見て
「なんてしあせな街なんだろう」と感じました。
市街地から歩いて行ける場所に大きな公園(Kings park)も最高!
休日はBBQをしたり芝生でゴロゴロしたり、夜は市街地の夜景を眺めに来たり、住民たちとって安らぎの場。
近隣の地域にも魅力的な観光スポットがたくさん!
パース近辺の観光スポット
- ピナクルス:砂漠の中に岩・岩・岩!
- ロットネスト島:綺麗な海とピカチュウのモデルのクォッカに会える!
- ウェーブロック:巨大な波の形をした一枚岩!
- ペンギン島:野生のフェアリーペンギンに会える!
- シェルビーチ:砂浜が貝殻!
- スワン・バレー:ワインの生産地
また、休日にレンタカーや電車・バスなどを利用して、友人たちとショートトリップするのも生活の楽しみの一つでした。
個人的には、試食のチョコレートが食べ放題のマーガレットリバー・チョコレートカンパニーも絶対に外せない観光スポットなので、パースに行った際は是非立ち寄ってくださいね。
また、AUSの大都市は東海岸にかたまっているためか、西海岸の大都市であるPerthに来る日本人は少ないと言われています。
実際に住んでいた印象では、日本人を避けるためにパースを選んで来る日本人も多いので、Japaneseだけで集団になることは少なく、多様な国の人たちと一緒に遊ぶ機会が自然と多くなってより刺激を受けたなぁと感じています。
こういった魅力がつまったパースには、
- オシャレだけどゆったりとした町で生活したい
- 英語環境が整いやすい場所を探している
- 世界遺産や観光スポットの旅行もしたい
といった方にオススメです!
ケアンズ(Cairns)
次にサンゴ礁が広がる海で有名なグレートバリアリーフを見ることができるケアンズ!
私が感じたケアンズの印象は、
AUSの中で一番Happyな雰囲気が街全体に出ているなぁと
感じた場所。
街の中心地はビーチ近くに広がっていて、観光客も多く、1年中日中半袖でOKな気候。
お店から大音量でアップテンポの音楽が流れ、水着にビーサンで歩いている外人さんをたくさん見かけます。
庭にプールを持っている家庭も多く、市内にも無料で入れる公共のプールが整備されていて『仕事終わりにプールで軽く泳いでから遊びに行く!』なんていう言葉は日常的。
もちろん、日本でもケアンズは観光地として有名のため観光客も多いですし、ケアンズに惚れて永住している日本人もたくさんいるため、困ったときに日本語で話しかけやすい安心感もあります。
そんな幸せな雰囲気があふれているケアンズは、住んでいる人たちも穏やかで、ゆるやかな時間が流れていて、自分の気持ちもおおらかになれたし住みやすかったなぁと感じています。
- ビーチに近い海辺の町で生活したい。
- 穏やかな人、穏やかな気候の都市が好き。
- グレートバリアリーフでスキューバダイビングを満喫したい。
- 英語に自信がないので日本人が多い場所がいい。
このような方に、ケアンズはオススメです!
タスマニア(Tasmania)
タスマニアは、オーストラリアの本土から少し離れた場所にある島。
タスマニアの魅力は、
- 自然豊かな環境と、
- ファームで働くことができる場所の多さ!
あまり手を付けられていない自然環境が残っており、四季がはっきりと分かれていて、冬は極寒、夏は暑く、自然の豊かさを感じることができます。
実は、AUSを旅した中で一番きれいなビーチだと感じた場所はタスマニア。
日本ではあまり有名ではありませんが、ベイ・オブ・ファイヤーというところで砂浜に赤い岩がいくつも点在していて、夕日に照らされる時間帯は、まるでこの世のものとは思えない場所。
ビーチの透明度の高さも抜群で、一日ぼーっと過ごしているだけでしあわせな時間でした。
いつかリタイアしたあとは、あのビーチの側に家を建てて、好きな人と生活することが夢。
農業が盛んで、時期になると多くのファームバイト募集がかかることもあるため、手つかずの自然を感じて生活したい人や、農業を中心にバイトをしてみたい方にオススメです。
まとめ
それでは、今回の記事『ワーホリの都市はどう選ぶ?オーストラリアのオススメの都市は?』のまとめです。
◆ワーホリの都市選びは、自分が魅力を感じる都市に行くことが一番大事!
◆実際のところ、行って生活してみないとあなたに合うかどうかはわからない。
◆自分の『好き』を見つけに、いくつもの都市を移動するのもあり!
◆私のオススメのオーストラリアの都市は
- ケアンズ
- パース
- タスマニア
いかがでしょうか。
都市選びって、大事ではあるけど、実はそれほど大事でもないのかもしれません。
あなたがワーホリで充実した生活を送るぞ!と目的をはっきりさせて旅立っていれば、どこの都市を選んだとしても、想像以上の体験が待っていて、あなたを一回りも二回りも大きく成長させることができるはず。
これからあなたを待っている最高のワーホリ生活に向けて、素直な直感を信じて降り立つ都市を選んでくださいね。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!